新卒で訪問リハビリステーションに就職するのは無謀だろうか?
答えはノー!
1年目で訪問リハビリ、無謀じゃないです、全く問題ありませんよ!
なぜなら、私が新卒で初めて選んだ就職先が訪問看護ステーションであり、そして現在4年目理学療法士として勤務しているからです。
これがなによりの証明です(笑)
どうせ学生時代は成績優秀だったんでしょ?って?
恥ずかしながら、勉強はできる方ではありませんでした。
留年も経験していますし。
就活をする時、同級生達は口を揃えてこう言っていました。
「訪問リハは何かあった時怖い」
「訪問リハに興味はあるけど、いきなりは無理だからまずは病院にいこう」
なぜ訪問リハビリはこうもハードルが高く感じられるのでしょうか?
訪問リハビリにおいて求められるのは、病気やリスク管理についての幅広い知識はもちろん、万が一急変した時には救急救命のスキルが必要です。
他にも、精神面に配慮した支援を行ったり、ご家族への介助指導、、福祉用具の提案など、、
書くときりがありませんが、これらが非常にハードルを高くしていますね。
もちろんこれらの知識は必要ですが、全てパーフェクトでないと訪問リハビリに就職してはいけないわけではありません。
大切なのは「準備」と「姿勢」と「環境」だと、私は思います。
経験値の低い新卒にとっては訪問前の下準備が命です。
サボれば全部自分に返ってきます(泣)
そして利用者さん宅に“お伺いしている”という姿勢
病院とは立場が逆であることが多いです。
これが出来ていないと知識技術も関係ないです。
最後にとても大事な「環境」について
新人研修が充実しているか、経験値を配慮して訪問先を選んでくれるかどうか、相談しやすい先輩がいるかどうかなど、会社の環境は新卒にとってとても重要なことだと思います。
私はこの「環境」がよかったので、こうして働くことが出来ています。
だから、「後々は訪問にいきたい」とか、「興味はあるけどまだ実力がない、、」と不安に思っている学生さん、まずは訪問リハビリを選択肢に入れてよくよく考えてみて下さい。
きっとあなたが想像している世界とは違うものが待っていると思います。