リハビリ職だからこそ多様な働き方を選ぶ必要性が有る

 

当然のことかもしれませんが、何かが始まれば終わりは必ずセットになります。

入院をしたら、退院をする。
リハビリが始まったら、リハビリが終わる。
本を開いたら、本を閉じる。
今日が始まったら、今日が終わる。
今年が始まったら、今年は終わる。
生まれたら、死ぬ。

どんな形であれ始まったものは、いずれ終わります。

理学療法、作業療法などリハビリを行う方は患者さんに応じて目標を設定し、問題点を抽出し、計画(プラン、プログラム)を立てますよね。

これは退院する時に、または1回のリハビリが終わる時にどんな状態で終わりたいかを考えているということです。始まりと終わりの中間です。

役に立たなくつまらない本を読むより、役に立つ本を読んだ方が、同じ本を読むという行動だとしても有益です。

つまるところ、全ての人間の目標は人生を終える事と思っています。だから中身が重要です。

これを読んでいる皆さんは良い状態で『終える』事を一生懸命考えて臨床に望まれていることと思います。
しかし、自分自身の終わりについては考えたことはありますか?

終わるまでの間、ほとんどの人が充実した時間を過ごしたいと考えるはずです。
そうした場合切り離せないのがお金の問題です。
お金の為に働いている訳ではない!と思われるかもしれませんがお金の為に働く必要性は十分にあります。

何らかの形で働いてお金を得なければいけませんが、それと同時に人生の時々で何に重きを置くのか変わって来ることがあります。

とにかく働いて金銭を得る
趣味活動に没頭する
勉強や研究など将来に投資する
家族や子供と過ごす
育児を行う
など。。。

人それぞれで重要度は違いますし、1人の人間の時間的にも重要度は変化します。

だからこそ、多様な働き方が可能な職場で働くことが重要では無いでしょうか。

まとめ

リハビリ職として他人の目標やプランを立てるのであれば、まずは自分の目標やプランを立てる事は必要です。
でなければ、患者さんは自分の事もままなっていない人に治療してもらおうと思わないのでは無いでしょうか。

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