「給与が高い職場」「休みが多い職場」「残業が無い職場」「人間関係が良い職場」「勉強になる職場」「家から近い職場」「楽な職場」「人に自慢できる知名度の高い職場」。良い職場の基準は人それぞれです。だから間違いは無くどれも正解だとされます。

 

しかしあえて言います。そんなのは全て間違いです。その時々に応じた正解らしい回答であるかもしれませんが、それが常に正解ではない限り、間違いだと言えます。

 

傲慢ですが「良い職場」を定義するならこうです。

 

「良い職場とは自分が能力を発揮できる職場であり、成長できる職場であり、自分が正当に評価される職場であり、社会に貢献できる職場であり、充実した時間が過ごせる職場だ」こう表現できます。。

 

あなたの職場はどうですか。あなたが職場を評価するとき、初めに挙げたような点でしか考えていないなら、あなたはいい職場にたどり着けないでしょう。また気付かず通り過ぎてしまうでしょう。

 

自分の職場を見直し評価するとき、転職を考える時。表面的なものにのみ気をとられていると、大切な事を見落としてしまう事になります。

 

お金のためだけに働くのは苦痛です。休みはどんなに多くても職場で過ごす時間は圧倒的に長くなります。楽しいだけ、楽なだけの人間関係で生涯の仲間には出会えません。楽とか自慢とかそんな小さな満足感で、長い社会人生活を満足に過ごすことなどできません。

 

是非職場という空間を、時間を、環境を、社会を冷静に見つめて下さい。自分がいるべき「いい職場」を見極めて下さい。